2008年08月26日
エミの分離不安
同様の様子が見られるようになりました。
そこで、エミの登録完了と現在の状況をKOKOさんにメールしたところ
流石にいろいろな子を見ていらっしゃる看護士長さんだけあって
的確な答えをされていました。以下、コピーさせて頂きます。
***********************************
エミりんの分離不安かも?ですが、ブリーダーからの犬は、
みんな飼育1ヶ月を過ぎる頃から見られる行動で
珍しくありません。 大多数の中の1匹として暮らしてきたコが
愛情一身に注がれる生活を経験し、その幸福感が、情緒不安定な行動をさせます。
「こんなに幸せでよいのだろうか?」って感じなのです。
保護犬にとって、人間のありがたみや遊んでもらえる楽しさを
生まれて初めて「自分だけ」という形で経験しますので
失いたくないという感情が出てきます。
それが、新生活に慣れた頃の1ヶ月なのです。
不思議なのですが、この行動はブリーダーからの犬や
一般家庭での多頭飼育で育った子にしか現れません。
虐待された犬や、捨て犬には見られない行動です。
たぶん、もともと人間に「悪い」イメージを持ってないけど
愛情は充分ではなかったというコに出るのだと考えています。
こういう行動が出ると言う事は、精神的にも里親さんを
「親」と認めた証拠なので、良い反応なのですが
その反面、ワガママや嫉妬から、勘違い行動を
起こす時期でもありますので、その点を注意してください。
たぶん、この行動も1ヶ月すれば落ち着きます。
「自己アピールや嫉妬をしなくても、自分は忘れられることはない」と、
気がつけばおさまります。それが過ぎると、精神面、行動面ともに
安定した生活になります。」
************************************
抜粋させていただきましたが、これって人間にも充分あてはまることで
思わず深く頷いてしまう答でした。
この先、エミがどう変わっていくのか慎重に対処しながら
共に楽しんで生活していきたいと思っています。
ミルキーにピッタリはりつくエミです♪
ミルキーは、体が触れたり、特に足やおしり近くに触ると家族にさえ
「ウゥゥ~触らないでよ!」と必ず警告するのですがそんなエミの
気持ちを察してか?この状態のまま眠っていました。
ミルキーの寛容さに感謝!
at 11:27│Comments(0)│生い立ち